本②
『右岸』読み終わりました。
(画像はAmazonより)
江國香織さんの『左岸』と対になっている作品ですが、
『右岸』は、少女の幼馴染である少年の視点から書かれています。
辻仁成さんの作品は初めて読みましたが、とても読みやすい文体でした。
2人の人物には"壮絶な人生”という共通点があります。
でも当事者が女性か男性かの違いで、印象というか感じ方も違うように思えました。
男性の方は繊細で、女性の方には辛い時に垣間見える強さを感じました。
同じ物語が二つの視点から書かれている作品は
一方の作品では気付かなかったことや、
「あのシーンはそういうことだったの!?」
みたいな新たな発見があって面白いですね。
コラボ作品 また読んでみたいです(^^)